【お悩みその4】「友達」の一部に見られたくない投稿がある

 すでに「友達」になっていて、友達限定の投稿も見せているものの、「この投稿だけは見せたくない」という場合もありますね。そのときは、公開範囲で友達から特定の人を抜いて投稿することができます。誰が除外されているかは、投稿した人しか分かりません。

 また、友達をグループに分けた「リスト」を作ることもできます。リストは公開範囲に指定できるので、プライベートな投稿は「プライベート」リストを選択するといった使い方ができます。

 これらの作業は、パソコンのブラウザでしかできませんが、一度作ってしまえばスマホのアプリからも利用することができます。

友達の一部を除外するには、パソコンのブラウザでFacebookにログインし、投稿画面で公開範囲をクリックします。「もっと見る」などを押し、「カスタム」が表示されたらクリックします
友達の一部を除外するには、パソコンのブラウザでFacebookにログインし、投稿画面で公開範囲をクリックします。「もっと見る」などを押し、「カスタム」が表示されたらクリックします
「次の人とシェアしない」に、除外したい人の名前を入力します。途中まで入力すると、「友達」から候補が表示されるので選択し、「変更を保存」します
「次の人とシェアしない」に、除外したい人の名前を入力します。途中まで入力すると、「友達」から候補が表示されるので選択し、「変更を保存」します
投稿するときは、この公開範囲を使って投稿します。スマホからも利用することができます
投稿するときは、この公開範囲を使って投稿します。スマホからも利用することができます
複数人を集めたリストを作るには、パソコンでログインし、フィードの左メニューの「もっと見る」をクリックして「友達一覧」をクリック。「+リストを作成」をクリックします
複数人を集めたリストを作るには、パソコンでログインし、フィードの左メニューの「もっと見る」をクリックして「友達一覧」をクリック。「+リストを作成」をクリックします
リスト名とメンバーを入力します。メンバーは前述のように、途中まで名前を入れると候補が表示されるので選択します。全員を入れたら「作成」をクリックすると完成です。投稿するときにこのリストを公開範囲に指定しましょう
リスト名とメンバーを入力します。メンバーは前述のように、途中まで名前を入れると候補が表示されるので選択します。全員を入れたら「作成」をクリックすると完成です。投稿するときにこのリストを公開範囲に指定しましょう

 今回紹介した設定をすれば、Facebook疲れはかなり和らぐと思いますが、自分自身も気を付けるべきことがあります。それは、トラブルを招かないような投稿やコメントを心がけることです。例えば、政治や宗教に関する意見はもめ事に発展しやすい投稿です。そうした主張は実際に会って話すようにしたほうがいいでしょう。

 また、「友達」の投稿に対するコメント欄も要注意です。親しい間柄であるほど、つい軽口を言い過ぎてしまったり、プライベートを漏らすような内容を書き込んだりしてしまいがちです。相手が友人とホームパーティーをしている庭に上がり込んで演説しているような状況ですので、気遣いなく相手と話したい場合はメッセージにすると無難です。

 ビジネスでは人脈作りに、プライベートでは古くからの友人とのコミュニケーションにと幅広く役立つFacebook、自分好みに設定して楽しんでくださいね。

文/鈴木朋子 イメージ写真/鈴木愛子