ひらめきはその場でGoogle Keepにメモ

　パソコンでメモを作成する場合も、スマホアプリとほぼ同様です。「メモを入力」でテキストのメモ、リスト、画像、図形描画などは同じボタンから行えます。メモを削除したいときは、パソコンでもスマホでも、メニューボタンから「削除」を選びます。

「Google Keep」のパソコン画面。スマホアプリを使っていれば、操作手順はほぼ同じなので迷うことはないでしょう

複数人による閲覧・編集やリマインド機能も

　一つのメモを複数の人で閲覧、編集することもできます。プロジェクトメンバーでアイデアを共有したいときに便利です。最終更新した人のアイコンがメモに表示されます。

Case6 メモを複数人で共有する

共有したいメモのメニューボタンをタップし、「共同編集者」を選びます（1）。共有するユーザーのGmailアドレスを入力し、チェックボタンをタップ（2）

共有されたユーザーには、自分のGoogle Keepにメモが表示されるようになります。メモを更新すると、更新したユーザーのアイコンが表示されます

　Google Keepに残したメモは、指定した日時や場所でリマインドすることができます。「この日時までに結論を出したい」「作成したメモを帰宅時に見返したい」といったケースに役立ちます。リマインドの設定を行うと指定した時間や場所でスマホの通知が来るようになり、Googleカレンダーにも表示されます。場所でのリマインドには、位置情報の利用を許可する必要があります。

Case7　メモのリマインドを設定する

リマインドしたいメモの上部にあるリマインドボタンをタップ（1）。リマインドする日時や繰り返し、または場所を設定します。場所には住所やスポットを入力します（2）

リマインドを設定すると、Googleカレンダーにも表示されます

　思いついたことや気になったことは、何でもGoogle Keepにストックしておく習慣を付けると便利ですよ。ぜひ活用してみてくださいね。

文／鈴木朋子　イメージ写真／鈴木愛子