新型コロナウイルス感染対策で、会社から急にリモートワークを推奨された! ほとんど経験がないのにいきなりやれと言われても…そんな戸惑いの声があちこちから聞こえてきそうな今の日本。さらに小中高校で休校措置が取られた影響で、出社ができないパパ・ママ社員への対応に迫られている管理職の方もいるでしょう。そこで簡単に導入できて無料で使える、リモートワークに便利なサービスをまとめました。

 働き方改革の一環として推奨されていたリモートワークやテレワークですが、実際のところ、実践しているのはまだ一部の企業や人に限られていました。それが新型コロナウイルス感染対策により、多くの人にとって突如現実のものに。通勤電車に乗らずに済むとはいえ、プライベート空間で仕事をするのは何かと不便なもの。また、休校措置になった子どもたちのために出勤できない社員の方も多いと思います。

 普段からリモート環境が整っている企業ばかりではないですし、今回初めてリモートワークを実践することになったという人もいますよね。「とりあえずこの時期さえ乗り切れば」と考えている人や、大がかりなシステムを使わず少人数のチームで連携しながら仕事をしたいという人に向けて、リモートワークの基本的な準備やすぐに使える便利なサービスをお伝えします。

ネット環境とパソコンの各種機能をチェック

 リモートワークでは、会社のように仕事の環境が整っていない場所で作業することになります。まず、言うまでもありませんがネット環境は必須。自宅に固定回線がない、Wi-Fiルーターがないという場合は、モバイルWi-Fiルーターの購入を検討しましょう。開通工事の必要がなく、月額4000円程度で利用できます。

モバイルWi-Fiルーターを販売するUQ WiMAXは無料体験も可能
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 作業に使うパソコンについては、会社に迷惑を掛けないようにセキュリティー面に配慮が必要です。Windows標準の「Windows Defender」をオンにするか、セキュリティーソフトを導入しましょう。Windows Updateは通知が来たらすぐに行い、最新の状態に保っておけば、外部の脅威からパソコンを守ることができます。

 その他、会社の人とのビデオ通話に備えて、スピーカー、マイク、ウェブカメラが必要になります。ノートパソコンならあらかじめ搭載されているケースがほとんどですが、デスクトップパソコンの場合は別途用意する必要があることも多いので、確認してみてください。