「神様の使い」に導かれ、49歳で令和婚

 シロくんと夢子ちゃんが来てから、三井さんの人生に2つの大きな変化が訪れます。1つは、乳がんの発覚。「仕事があまりに忙しく限界寸前で、3カ月ほど休むことにしたんです。それで時間に余裕ができたら異変に気づいて。ステージ1でしたが、うちはがん家系で割と覚悟もできていたので、ちゃんと治すために手術で全摘して再建することを選択しました」

 そしてもう1つは、結婚。「婚活歴30年」というほど結婚願望はありつつも縁遠かったという三井さんは、令和元年5月1日に7歳年下の男性と入籍。49歳の「令和婚」となりました。「夫は以前からの知り合いで、いい人だなとは思っていました。実はシロがうちに来たとき、獣医さんから『落ち着くまではケージが必須』と言われて、ホームセンターへ買いに行くために車を出してくれたのが彼なんです。がんのことを伝えたときも心配していろいろ調べてくれて、手術の前くらいから付き合い始めました。

 同じく猫飼いの義妹いわく、白猫って神様の使いとも言われていて、しかもオッドアイは未来が見えるらしいんですよ。シロを迎えたときから夫との縁は始まっていたのかもしれないですね

お気に入りの時間

つかず離れずの三井さんと猫たちですが、ソファの背もたれの上に寝そべるシロくんの横で、三井さんがくつろぐことも。取材日は残念ながらその様子は見られませんでしたが、窓際のハンモックもシロくんのお気に入り。夢子ちゃんは苦手なだっこを頑張り、レアな3ショットが実現。「2匹ともゴロゴロ甘えてきたりはしないけど、なんかねえ、すごくいい猫なんですよ」
つかず離れずの三井さんと猫たちですが、ソファの背もたれの上に寝そべるシロくんの横で、三井さんがくつろぐことも。取材日は残念ながらその様子は見られませんでしたが、窓際のハンモックもシロくんのお気に入り。夢子ちゃんは苦手なだっこを頑張り、レアな3ショットが実現。「2匹ともゴロゴロ甘えてきたりはしないけど、なんかねえ、すごくいい猫なんですよ」