コピーライターとして独立して10年目。フリーランスの毎日は、会社員とは全く違う世界が広がっていた。特にスターでもないのに独立したこやま淳子が、なぜフリーでやっていけるのか。どんな人がフリーに向いているのか。フリーの悩みや解決法を織り交ぜながら、いま独立を考えている方にも役立つお話を書いていきます。今回は最終回、テーマは、「女性活躍とフリーランス」です。

 全6回ということで始まったこの連載も、最終回になりました。この日経ARIAの広告制作のお仕事をいただいたのが昨年の秋。そこで羽生編集長とお会いしたことは、ここ数年の中でもとても印象深い出来事です。

 これだけ働く女性が増えているのに、働く女性のためのメディアはほとんどない。ビジネス誌は男性しか出てこないし、女性誌はライフスタイルの記事ばかり。「働く女性のマイノリティごっこはもうやめよう」という羽生さんのお話には深く感動しました。

 思えば、これまで働く女性は、男性と同化し「男みたいに」頑張るか、もしくは「男性の敵ではない」という顔をしながら、その隙間を埋めるように働くか、どちらかの選択を迫られてきたのではないでしょうか。私がいまの仕事を選んだのも、そうした古いジェンダー意識から全く無関係ではないような気もします。

5月のイベントで、学生時代の友人と再会。彼女は日経DUALのアンバサダーになっていました