ダイバーシティ推進度1位は花王グループとNEC

 多様な人材が長く働いている企業を選出する「ダイバーシティ推進度」では、花王グループとNECが同率1位を獲得した。

 花王グループは女性正社員の約 54 %が既婚者で、子供のいる女性正社員の比率が約45 %を占める。結婚、出産後も多くの女性社員が活躍し、LGBTの理解も進んでいる。花王代表取締役社長執行役員・澤田道隆氏は「ダイバーシティ推進は違いを認めるだけでなく、プラスに生かすことが重要。この受賞をきっかけにダイバーシティ推進にさらに取り組んでいきたい」と抱負を述べた。

花王 代表取締役 社長執行役員 澤田道隆氏

 NECは正社員の平均年齢、平均勤続年数に男女差がほとんどなく、女性正社員の半数以上が既婚者で仕事と育児を両立させる女性が数多く活躍している。取締役執行役員常務兼CHRO(チーフヒューマンリソーシズオフィサー)の松倉肇氏は「法整備前の1990年に育休制度を導入したが、現在の取得率はほぼ100%で、結婚・出産・育児というライフイベントを乗り越えるのが当たり前になりつつある。当社が起業を支援したNPOと共にLGBTの就活イベントなども行っているほか、今年度は社員全員にモバイル端末を配って1週間のテレワークにもチャレンジする。受賞を機にもう1段、ギアチェンジをしてダイバーシティ&インクルージョンを加速させたい」と力強く話した。

NEC 取締役執行役員常務 兼CHRO 松倉肇氏