「大気、大地、水を守り、心と技術で未来へつなぐ」をモットーに、持続可能な未来に向けた技術の挑戦を行っている三菱電機。実際の開発現場ではどのような形で技術が生かされているのでしょうか。三菱電機で働く4人の女性技術者にお聞きました。皆さん、環境への意識は高く、毎日の生活でもしっかりエコに取組んでいます。
家庭での電気の無駄遣いをカット 小さな工夫の積み重ねが大きな省エネにつながります
電気を無駄なく使うことは、地球温暖化を促進するCO2を削減し、光熱費の削減にもつながります。とはいえ、エアコンや照明などを一つひとつこまめにチェックするのは大変なこと。そこで個々の家電を連携させ、家全体で省エネを実現できるようにシステム化したのが、三木さんが技術開発に携わる「スマートハウス」です。
「それぞれの家電が自動的に省エネに向けて動いて、それが積み重なって大きな省エネになり、エネルギーをたくさん使わなくても快適な暮らしができる。そういう世界を子どもたちに残していきたいと思っているんです」と三木さんは話します。
ご自身はご主人と二人の息子さんの4人家族。「家にいるときは、なるべくリビングに集まるようにしています。一部屋に集まると、省エネになりますし、家族のコミュニケーションのためにもいいですから」とお母さんの顔をのぞかせる三木さん。将来的には、高齢者や子どもの見守りに使えたり、災害時にエネルギーが使えたりする住宅システムが可能とのこと。三木さんの技術者としての力に、毎日の暮らしで気づく細やかな視点が加わって、どんな未来の家ができていくのか楽しみです。
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