オトナ臭をロジカルにスマートにケアしよう

 オトナ臭を意識して香水にばかり投資していた私だったけれど、若い女子が醸すラクトンという香りがあるらしいと聞いて興味を持った。ロート製薬さんにお邪魔して嗅がせていただいたら、それはまさにピーチのようなココナッツのようなフレッシュな香り! 年齢を経るとともにこのラクトンが減っていくそうで、こんな甘い香りを自分から出していた時代が私にもあったのか……と首をひねる。一方で皮脂の酸化臭である「2-ノネナール」も、オトナなら誰もが出しているのだとか。加齢臭は男性だけじゃなくて、女性にも確実にある。

 香りというのは見えないくせに、その人の印象までも左右するもの。私たちがツヤだ色だとどんなに服やメイクで外見をこねくり回しても、「ニオイ」レベルでも印象は決まっていたらしい……。オシャレの手前の「身だしなみ」はもちろんのこと、そのもう一歩手前の「清潔感」という部分にも、オトナはしっかり気を配る必要があるということなのだ。

 でも原因がわかったのなら、アプローチは明快。香水よりも、まず自分をキレイにしよう。令和の私たちはロジカルにスマートにニオイケアをするのだ。ニオイの原因(2-ノネナール)を取り除いて、失われたもの(ラクトン)を足せばいい。

 「女性の加齢臭」の仕組みをハッキリさせてくれた製薬会社が生み出すボディウォッシュDEOCO(デオコ)は、シンプルにたった1本、機能的で無駄がない。殺菌成分を配合し、ニオイを吸着する白泥が、気になるニオイをOFF、さらにスウィートフローラルの香りで、私たちが加齢で失ったラクトンをON。全身に泡立てて使うもよし、特にニオイが気になる部位には、泡立てず、塗り込むようにして洗うもよし。これまで通りお気に入りのボディソープで洗い、要所要所にDEOCOを併用してもいい。オトナになってからねばつくように感じる濃い汗対策には、好みに合わせてロールオンタイプとスティックタイプの2種類の制汗剤が用意されているのもありがたい! ちなみに私はしっかりスティック派。この原稿を書く今も、朝からこっそりゴリゴリ塗り込んであって快適だ。

 仕事や人とのお付き合いなど、人前に出ることも気遣いも多いオトナ世代の私たちにとって、汗ケアとニオイケアはあまり人には話さないけれど、実は真面目な課題だったりする。日常的に使うボディーソープ1本をオトナ仕様にするだけで、今まで通りスマートに夏を過ごせるのなら大助かりではないか。

 さようなら、酸化した醤油臭の私。さあ、アンビシャスなオトナの女たちは、今年もショッピングやカフェ、ジムにミュージアムに観劇、そして音楽フェスやリゾートに(そうそう、仕事にも……)と、退屈とは無縁の大忙しだ。令和初の夏、私たちサイズの冒険に出かけよう。

文/河崎 環 写真/鈴木愛子

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