オトナの女性だから、自分らしく街を楽しめる

メルボルンはオトナの女性だからこそ楽しめる街と話す、鳥塚さん
メルボルンはオトナの女性だからこそ楽しめる街と話す、鳥塚さん

 今回の旅で、鳥塚さんがメルボルンの中でもオトナの女性におすすめだと思ったのが、シティからトラムで20分ほどのところに位置するフィッツロイエリアだそうです。

スタイリッシュな街フィッツロイのウォールアートの前で着物を楽しむ。オトナならではの楽しみ方ではないでしょうか、と鳥塚さん(写真提供:鳥塚ルミ子さん)
スタイリッシュな街フィッツロイのウォールアートの前で着物を楽しむ。オトナならではの楽しみ方ではないでしょうか、と鳥塚さん(写真提供:鳥塚ルミ子さん)

 「フィッツロイはメルボルンのオシャレな人たちが集うスタイリッシュな街。随所にウォールアートが見られる中、同時に古い建造物もたくさん建ち並び、それがすごくいい味を出しているんです。メルボルンの人たちは、古いものを新しく今風に、現代人にも受け入れられる雰囲気にリノベーションする力が高いなと思いました」

古い建物を今風にスタイリッシュに(写真提供:ビクトリア州政府観光局)
古い建物を今風にスタイリッシュに(写真提供:ビクトリア州政府観光局)

 また、サウスバンクにあるビクトリア国立美術館もすばらしかったと言います。

 「オーストラリア最古の美術館で、世界中から集められた有数のコレクションが展示されています。その中に、日本の伊万里焼がかなりな数で展示されていたのが印象的でした。日本人としてとても誇らしい気分になりましたね。建物の天井にあるステンドグラスもステキでした」

フリンダース・ストリート駅から徒歩10分程度、ヤラ川を超えたサウスバンクにあるビクトリア国立美術館(写真提供:ビクトリア州政府観光局)
フリンダース・ストリート駅から徒歩10分程度、ヤラ川を超えたサウスバンクにあるビクトリア国立美術館(写真提供:ビクトリア州政府観光局)

 メルボルンは、オトナの女性にこそ楽しめる街だと鳥塚さん。

 「メルボルンには、いたるところにさまざまな種類のカフェがあります。人々は、そうしたたくさんの選択肢の中から、自分のお気に入りや、今求めている雰囲気など、その時々の気分で店を選んでいる。そんなカフェ文化があるメルボルンでは、個性のあるエッジの効いた店しか生き残れないそうです。また、チョコレートやワイン、花などの嗜好品を扱う店が常ににぎわっている点もメルボルンの特徴。それって、時間的にも精神的にも金銭的にも余裕のあるオトナたちが集っている証拠だと思うのです。そういった点でメルボルンは、オトナの女性にとって過ごしやすい、居心地のいい街だと思いますね」

メルボルンはオーストラリアカフェ文化発祥の地。市内に3店舗を構える「Brunetti」は人気のカフェの1つ(写真提供:鳥塚ルミ子さん)
メルボルンはオーストラリアカフェ文化発祥の地。市内に3店舗を構える「Brunetti」は人気のカフェの1つ(写真提供:鳥塚ルミ子さん)
チョコレートショップも街のあちこちで見かける(写真提供:ビクトリア州政府観光局)
チョコレートショップも街のあちこちで見かける(写真提供:ビクトリア州政府観光局)

 そして、そんなメルボルンを満喫するためにも、この街を訪れた際には、自分らしく、暮らすように旅してほしいと鳥塚さんは話します。

 「攻守、新旧のバランス、品の良さを感じます。あらゆるモノやコトの一つ一つが本当にオシャレで、パワーを感じる。街が人にさまざまなことを訴えかけ、選択肢を与えてくれている。だからこそ、自分らしい旅の楽しみ方を自分で選択し、暮らすように時を過ごしたい。年を重ね、自分というものを知っているオトナの女性なら、それができると思いますよ」

(文/鈴木友紀 写真/小林大介)

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