値下がりしてもお金が増える積立の秘密

 経済情勢や国際情勢の動きを正確に読むのは難しいから、1つの金融商品にお金をつぎこむのは危険です。そこで、初めての投資におすすめなのは長期・分散投資。

 例えば、過去の実績に基づいた運用シミュレーションでは各年末に100万円を国内外の株、債券、リートに分散投資を行い、3年間保有すると、2007年末、2008年末に投資を開始した場合に元本割れとなりました。一方、3年間ではなく、10年間保有を続けた場合、いずれの年末に投資を始めても元本割れになりませんでした(運用実績は2009年~2018年の各年までの3年間、10年間の累積収益率を比較)。もちろん、これは過去の実績であり、将来をお約束するものではありませんが、元本割れを避けるには長期・分散投資が基本だと言えます。

(注1)データは2000年~2018年。各年末時点からの過去3年間、過去10年間の騰落率を基に算出。<br> (注2)分散投資は各月末に「先進国債券20%、先進国株式20%、新興国債券20%、新興国株式20%、世界リート20%」の配分比率となるよう調整を行い算出。<br> (注3)先進国債券はJPモルガンGBIグローバル(米ドルベースを円換算)、先進国株式はMSCIワールド(円ベース)、新興国債券はJPモルガンEMBIグローバル・ダイバーシファイド(米ドルベースを円換算)、新興国株式はMSCIエマージング(円ベース)、世界リートはS&P REIT(円ベース)。<br> (出所)FactSet、Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成<br> ※上記は過去のデータを基に当社が行ったシミュレーションの結果であり、実際の投資成果ではありません。一定の前提条件に基づくものであり、経費等は考慮されていません。また、将来の成果を示唆あるいは保証するものでもありません。
(注1)データは2000年~2018年。各年末時点からの過去3年間、過去10年間の騰落率を基に算出。
(注2)分散投資は各月末に「先進国債券20%、先進国株式20%、新興国債券20%、新興国株式20%、世界リート20%」の配分比率となるよう調整を行い算出。
(注3)先進国債券はJPモルガンGBIグローバル(米ドルベースを円換算)、先進国株式はMSCIワールド(円ベース)、新興国債券はJPモルガンEMBIグローバル・ダイバーシファイド(米ドルベースを円換算)、新興国株式はMSCIエマージング(円ベース)、世界リートはS&P REIT(円ベース)。
(出所)FactSet、Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成
※上記は過去のデータを基に当社が行ったシミュレーションの結果であり、実際の投資成果ではありません。一定の前提条件に基づくものであり、経費等は考慮されていません。また、将来の成果を示唆あるいは保証するものでもありません。

 ここで、投資信託に一括で120万円投資した場合と毎月1万円ずつ10年間合計120万円積み立てたケースを考えてみましょう。

 1万円でスタートした投資信託が7年後に2000円まで下がり10年目に5000円まで回復しました。最初に一括で最初に買った人は10年後に半分の60万円に減ってしまいますね。では毎月1万円積み立てた人は10年後にいくらになっているでしょうか?

 答えはなんとCの139万円です!

 1万円の投資信託が2000円まで値下がりしたのになぜ増えるの? と思うかもしれませんが、ここに積み立ての秘密が隠されています。

 毎月1万円ずつワインを買うことをイメージしてみてください。1本1万円なら1本しか買えませんが、5000円に値下がりしたら1万円で2本買えます。投資信託も同様に値下がりしたらたくさん口数が買えるし、値が上がったらそれまでに買った投資信託の価値が高まるから、値上がりしても値下がりしてもどちらも嬉しいわけです。すべてのケースでプラスの運用成果が出るとは限りませんが、一括投資に比べ値動きに一喜一憂しないで良いという利点があります。

 投資信託は主に銀行や証券会社等の販売会社で購入できますが、三井住友DSアセットマネジメントでは自社で運用する投資信託の一部を、直接個人の投資家に販売するサービスを提供しています。購入手数料がかからない他、信託報酬などの手数料も割安です。中でも一押し商品は「アクティブ元年・日本株ファンド」という直販専用の投資信託です。この投資信託は運用を担当するファンドマネージャー4名が年間2000社以上を取材し得た情報を元に厳選した企業の株だけを組み入れており、2019年2月5日の設定以来、約30%(2020年2月6日時点)上昇と良好なパフォーマンスを示しています。

 積立投資を行う場合、月1万円~が主流ですが、三井住友DS投信直販ネットでは1000円から始められます。ランチ1回分で投資できるわけです。

三井住友DSアセットマネジメントの谷本達宏さんがおすすめする投資信託。下記のリンク先に投資信託説明書(目論見書)が添付してあるので詳しくはご確認ください<br><a href="https://tyokuhan-net.smam-jp.com/fund/top/1254119_3394.html" target="_blank">■<b>アクティブ元年・日本株ファンド</b></a><br><a href="https://tyokuhan-net.smam-jp.com/fund/top/1253750_3394.html" target="_blank">■<b>三井住友・DCつみたてNISA・世界分散ファンド</b></a><br><a href="https://tyokuhan-net.smam-jp.com/fund/top/1217857_3394.html" target="_blank">■<b>三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド</b></a><br><a href="https://tyokuhan-net.smam-jp.com/fund/top/1214695_3394.html" target="_blank">■<b>三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド</b></a>
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アクティブ元年・日本株ファンド
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 人生のクオリティを高めるためにお金が必要であれば、投資信託を活用した資産形成は有効です。今日のセミナーがきっかけになって、皆さんの夢の実現に少しでもお役に立てればと思います。

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森本千賀子
morich代表取締役
1970年生まれ。獨協大学外国語学部英語学科卒業。1993年リクルート人材センター(現リクルートキャリア)入社。入社1年目に営業成績1位、全社MVP受賞。受賞歴は30回超など表彰の常連となる。NHK『プロフェッショナル 仕事の流儀』にも出演。2017年3月morich設立。転職エージェントとして採用支援、キャリア支援を中心に、NPO理事、社外役員、アドバイザー、キャリアメンター、講演、メディア出演、著書執筆など多方面で活躍中。2児の母の顔も持つ。
谷本達宏
三井住友DSアセットマネジメント 資産形成推進部長
1995年4月第一生命保険入社、野村ブラックロック・アセット・マネジメント(現ブラックロック・ジャパン)等を経て2006年に三井住友アセットマネジメント(現三井住友DSアセットマネジメント)入社、ほぼ一貫して投信マーケティング業務に従事。2016年4月同社資産運用サポート部長 多くの銀行、証券会社のセミナー、勉強会をサポート(延べ3,000回を超えるセミナー、勉強会を実施)。2019年4月 同社資産形成推進部長として直販事業をはじめDC・NISA等、資産形成に関する啓蒙、推進業務を担当。

取材・文/加納美紀 写真/花井智子