蜀の大型墓の門。墓の門にはさまざまな意匠の彫刻が施されたが、この門は、向かって右側の男性は箒(ほうき)を持ち、左側の男性は盾をささげている。頭には武官用の冠をかぶり、警備を務めた人物だったと考えられる。(「墓門(ぼもん)」石製/後漢時代・2世紀/1977年、四川省成都市郫都区県蘭家院子出土/四川博物院蔵)
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