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コロナ禍で厳しさ増す病児ケア 退路を断ち支援にまい進

(下)缶詰会社との出合い、財団からの支援…独立に向けた波が一気におしよせた


6年前NPO法人キープ・ママ・スマイリングを立ち上げた光原ゆきさん、2年前に会社を辞めNPO活動一本に絞った。45歳からの新たなチャレンジは、今年が勝負の年だという。

(上)生後11カ月で娘が他界 引き受けた使命を胸にNPO設立
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出合いはチャンス、時は来たと退職へ

 「さくらももこさんの訃報は、私に覚悟をくれたきっかけの1つでもあります」と、キープ・ママ・スマイリング代表 光原ゆきさん(47歳)は話す。

 「同世代の女性が若くして亡くなった。命の終わりは誰にも分かり得ないことなんだと思ったんです。人生の有限さに改めて気づきました。やるべきことをやらないと後悔する。やりたいことに注力する時が来たんだなと思いました」。

 実は、リクルートは2018年の3月に退職していた。もっと人事の仕事を深めたいという理由で、川上から川下まで携われる規模の会社の人事部に転職したのだという。でも転職して1年もたたずして退職。転職先に不義理をしてしまったのには理由があった。

 「転職先はとてもいい会社で、やりたいこともたくさんあり、本当に申し訳なかったのですが、大きなチャンスが来てしまったんです」

キープ・ママ・スマイリング理事長 光原ゆきさん。「短期間で辞めてしまいましたが、快く送り出してくれた会社には本当に感謝しています」
キープ・ママ・スマイリング理事長 光原ゆきさん。「短期間で辞めてしまいましたが、快く送り出してくれた会社には本当に感謝しています」
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