1. 日経xwomanトップ
  2. ARIA
  3. another STAGE
  4. 生後11カ月で娘が他界 引き受けた使命を胸にNPO設立
  5. 4ページ目
another STAGE

生後11カ月で娘が他界 引き受けた使命を胸にNPO設立

(上)卵巣がん発症、弟の死、長女の病気、次女の他界 「生きる」ことを考えさせられ続けた30代


出産前に卵巣がん発症、弟の死…

 光原さんは長女を産む前の29歳の頃、卵巣がんを患い、卵巣を片方切除していた。抗がん剤も効かないタイプのがんだったため、いつ再発してもおかしくない。後悔のない人生を生きたいと思った

 それと同じくして弟が亡くなった。「すごくいい子で、大好きでとても仲良しでした。もともと心の病気を患っていたのですが、私の卵巣がん発症によって、家族の関心が私に集中してしまい、彼の症状が悪化していたことに気づけなかった。ふらりと出かけて帰らぬ人となりました」

 卵巣がん発症、弟の死、長女の病気に次女の死。立て続けに起きたショックな出来事からずっと、「生きる」意味を考えさせられてきた。

 「私の命もいつまであるか分かりません。今は余生だと考え、私がやるべきことに集中しよう、次女から引き受けた使命を全うしようと思っています

 そして、ある出合いがきっかけとなり、腹をくくった2018年12月、会社員を辞めて自分の余生のすべてをキープ・ママ・スマイリングの活動にかけることにした。

続きの記事はこちら
コロナ禍で厳しさ増す病児ケア 退路を断ち支援にまい進

取材・文/磯部麻衣(日経ARIA編集部) 写真提供/光原さん

会員登録で記事クリップやキーワードのフォロー、
My ARIAの設定が可能になります