専業主婦としての期間が長いと、働き始めようと思っても「仕事経験のない自分は何もできないのではないかと自信が持てなかった」と話すのは、国内外を舞台に英語で茶の湯を広める茶道家として活躍している保科眞智子さん。「仕事を再開して、18年の専業主婦経験で培ったスキルが役立っていると実感する」という。「元専業主婦ならではの強み」とは?

(上)「英語と茶道」を武器に44歳から働く人気茶道家
(下)「バリキャリと同じ土俵で勝負しない」元専業主婦の強み ←今回はココ

 保科眞智子さんは英語で茶の湯を広める裏千家の茶道家。2018年には書籍『英語DE茶の湯 こんなとき、どうする?!』(淡交社)を出版したり、スーツ生地を使った着物のプロデュースを手掛けたりするなど、その活動は多岐にわたる。

 今でこそ、日本文化を世界に伝える伝道師として多方面で活躍する保科さんだが、専業主婦歴は18年。44歳まで専業主婦として3人の子育てに追われる日々を過ごしていた。

44歳まで専業主婦だった茶道家・保科眞智子さん