日々、時間に追われるARIA世代に必要なのは、心の楽園。写真一枚で心が飛んで行ける「至高の楽園」を、写真家・三好和義さんがお届けします。南は南極から北は北極まで。楽園をテーマに40年間写真を撮り続ける三好さんが選んだ三つ目の楽園は、スリランカのジャングルに埋もれるように立つホテル。「神の存在を感じた」楽園だそうですが…。2019年、自分へのご褒美の楽園旅はここに決定! 

スリランカの国民的英雄が造ったリゾートホテル

―― アーユルヴェーダの聖地として、セイロンティーの産地として、そしてサファリリゾートを楽しめる島として……ここ数年、女性旅行客の人気が急上昇している国・スリランカ。

 この島が生んだ偉大な建築家、ジェフリー・バワをご存じでしょうか。

 バワは、常識を覆す自由な発想のリゾートホテルをたくさん造り、アマンリゾートにも多大な影響を与えたといわれています。シンガポールのマリーナベイサンズでおなじみの「インフィニティプール(水平線とプールの水面が溶け合い、海と空の中心に浮かぶような開放感が味わえる)」の考案者としても知られます。

 スリランカにもバワ建築のホテルが複数ありますが、中でも「楽園」を感じさせるのが、バワ建築の最高傑作といわれる、ジャングルに埋もれたこのホテルです。

森に埋もれるかのように立つ「ヘリタンス・カンダラマ」。ビーチリゾートを手掛けることが多いバワの、唯一の内陸リゾートです
ホテルの全長はなんと約1km! ホテル自体が観光地と言えるほど、見どころ満載です