小笠原に行くには? 名物はなに?
真面目にユートピア/小笠原諸島は父島、母島など大小およそ30の島々からなり、沖ノ鳥島は日本の最南端、南鳥島は最東端に位置している。1593年に信州深志(松本)城主の曽孫、小笠原貞頼が発見したと伝わる。観光で主となる島は父島で、東京の南約1000キロの位置にあり、広さは約24キロ平方メートル(千代田区の約2倍)。亜熱帯に属し、気温の変化が少ないため年間を通して過ごしやすい。大陸と一度も陸続きになっていないことから、島では独自の進化を遂げた動植物に出合うことができる。
ウミガメ料理は島を代表する郷土料理の一つ。地元のスーパーでは、ウミガメの肉や卵も売っている。
取材・文/市川礼子 写真/三好和義