最近、言い間違えて「えっ?」と聞き返されることが増えていませんか? それは、舌の筋肉が衰えて滑舌が悪くなっているせいかもしれません。そのままにしておくと、ビジネスパーソンに不可欠な伝達力が落ちてしまいます。「幸せになる顔ヨガ講師」こと間々田佳子さんのメソッドで舌を鍛えて、滑舌と伝達力をアップしましょう。動画は1分弱なので、会議やプレゼンの直前でも間に合いますよ!

加齢で舌の筋肉も衰え、滑舌が悪くなり声量も下がる

 読者の皆さん、こんにちは。顔ヨガ講師をしている間々田佳子です。

 皆さんのように仕事で人前に出て注目されることが多いと、自分の話し方はビジネス的にOKなのかどうか、気になると思います。大切なプレゼンを控えているときには、自分が話している様子を動画で自撮りして確認する、といった準備をしたことがある人もいるのではないでしょうか? そして客観的に見てみると、思っていた以上に滑舌が悪い自分にがくぜんとしたり……。

「私も以前は滑舌が悪く、人前で話すときは緊張して顔が引きつるタイプでした」(顔ヨガ講師の間々田佳子さん)
「私も以前は滑舌が悪く、人前で話すときは緊張して顔が引きつるタイプでした」(顔ヨガ講師の間々田佳子さん)

 滑舌が悪くなる一因は、舌の筋肉である舌筋(ぜっきん)が衰えるせいです。年を重ねると手足や顔などの筋肉が落ちて、体力の低下や顔のたるみを自覚すると思いますが、筋肉の衰えは全身で進むもの。舌筋も例外ではなく、加齢によって筋力が落ちます。すると、声量が下がって声が通りづらくなったり、以前よりも言い間違えやすくなったりしてしまうのです。