毎日、スキンケアやメイクにお金と時間をかけても、ほうれい線などのシワが深くなり、目の周りや頬のたるみは目立つように…。40~50代は、顔に変化が刻まれます。でも、仕事で人前に出て注目されることも多いARIA世代は、疲れた印象や不機嫌な印象を与えてしまったら絶対に損! 「幸せになる顔ヨガ講師」こと間々田佳子さんと一緒に、本当の目力や魅力的な表情を取り戻しましょう。動画はたった2分間なので、会議やプレゼンの直前でも間に合いますよ! 今回は目力がアップする顔ヨガです。

40代、50代は、表情のクセが顔に定着してしまう

 ARIA読者の皆様、初めまして。顔ヨガ講師をしている間々田佳子です。

 最近、笑顔で写ったはずの写真が、思ったほどいい笑顔ではなかったことはありませんか? または、疲れているわけでもないのに「疲れてるの?」とか、怒っているわけでもないのに「なんか、怒ってる?」などと聞かれたことは? 一つでも心当たりがある人は、顔の筋肉である表情筋の衰えによって、自分の気持ちや感情をうまく表現できなくなっています。

顔ヨガ講師の間々田佳子さん。「表情筋が固まってしまうとコミュニケーションが悪くなることを、私自身も体験しました」
顔ヨガ講師の間々田佳子さん。「表情筋が固まってしまうとコミュニケーションが悪くなることを、私自身も体験しました」

 40~50代のARIA世代になると、日々の疲れやストレスのせいで生じる筋肉のこわばりが回復しにくくなり、表情のクセが顔に定着してしまいます。

 顔についてしまった表情のクセに対して何の対策もしないままだと、眉間の縦ジワは深くなり、たるみによってまぶたは重くなり、口角は下がって「へ」の字の不満口に。そんな見た目では人に与える印象が悪くなり、何か相談事をしたいはずの部下が遠慮してしまう、取引先が心を開きにくくなるなど、円滑なコミュニケーションの妨げになっているかもしれません。

 私が皆さんに教えている「顔ヨガ」では、顔のパーツを大きく動かすことで、表情筋をストレッチしたり鍛えたりして、正しくて美しい表情のクセをつけ直すことができます。