年齢よりも若く見られると、やっぱりうれしいのが40代、50代です。下がった口角や、深く刻まれたほうれい線などの老けて見えてしまう悩みを、セルフケアだけで改善し、しかもエステ以上の効果が出ると話題の「村木式・整筋メソッド」。開発した村木宏衣さんご本人の実演動画で紹介します。

硬く縮んだ筋肉が、私たちを老けて見せる

 仕事の責任が大きくなるARIA世代。気づかないうちに顔や体が力んで、歯を食いしばったり、眉間にシワを寄せたりしていませんか?

 若い頃に比べて、ほうれい線が目立ってきた、口角が下がった“への字口”になってきた……、と気になっているなら、かむための筋肉「咬筋(こうきん)」が使われ過ぎて硬くなっている可能性があります。

「への字」口が気になる人がアプローチすべきは「咬筋(こうきん)」
あごの関節には、硬いものを食べるときで20~30kg、睡眠中の歯ぎしりでは100kgもの負荷がかかるといいます。歯を食いしばる癖がある人、寝ているときに歯ぎしりする人は、そしゃく筋の中でも大きな「咬筋(こうきん)」が緊張し、顔をゆがめて口角を下げる原因に。特に咬筋の下部は硬くなりやすいため、念入りにほぐしましょう。

 「筋肉は使い過ぎても、使わなさ過ぎても硬く収縮し、それが骨を引っ張って、顔や体をゆがませてしまいます」と話すのは、顔や体を若返らせてくれる独自の手技が評判のアンチエイジングデザイナー村木宏衣さん。村木さんは、顔の老化の要因は3つある、と指摘します。