レシピを見ないでも日々の料理くらい作れるわよ、という人が多いのがARIA世代。それでも、疲れて帰った夜にさっと作れて、遅い時間に食べても罪悪感のない、野菜1種類だけのレシピ、と聞いたら気になりませんか? 本当においしいと評判で、予約が半年先まで満席の料理教室を主宰している料理家の小堀紀代美さんに、定番の野菜で作れてひと味違う絶品レシピを教えてもらいます。
キャベツをさっとゆでて、ボウルで和えるだけ
普段使いの材料なのに、意外な組み合わせで「必ずおいしく作れる!」と評判なのが小堀紀代美さんのレシピ。「普段の食卓でも、野菜を使った副菜を必ずいくつか用意しますが、味がマンネリにならないように、調味料などとの組み合わせを考えています」
そんな小堀さんが第1回に選んだ野菜は、キャベツ。他の野菜や肉と合わせて炒めたり、千切りにして添えたりと、日々の食卓に欠かせない名脇役のキャベツですが、そのキャベツだけがあれば作れる、さっとゆでて和えるだけの一品。
いつもならしょうゆとカツオ節をかけたり、酢じょうゆやポン酢で和えてさっぱり味にしたりしていただくところでしょうか。でも、小堀さんのレシピはひと味違います。ぱっと見はキャベツのおひたし風ですが、食べるとついつい止まらなくなる、新しいおいしさ。秘密は、ある調味料が入っているからです。それは……?