SDGsを道標にダイバーシティを目指し、女性活躍を推進

三井住友海上火災保険 取締役会長 会長執行役員 柄澤康喜さん

 大手損害保険会社であり、海外事業は90年以上の歴史を誇る三井住友海上火災保険。その取締役会長の柄澤康喜さんは、同社のダイバーシティ&インクルージョン推進に向けた取り組みについて語りました。

 まずは、2015年に国連が定めた「持続可能な開発目標(SDGs)」を話題に挙げ、グループでもSDGsを道標と捉えていると言及。ダイバーシティは、SDGsの要素のひとつ。柄澤さんは「男性だけのチームより性別・年代・国籍などが多様なチームの方が、良い意思決定をする確率が15~30%高くなることが分かっている。異なる知の融合によって、新しいことが生まれやすくなる」と力説。同社では、そうしたダイバーシティの実現に向け、女性活躍についても働き方改革やリーダーシップ研修などに取り組んでいるといいます。しかし、まだ課題も多いと語り、「“アンコンシャス・バイアス”、つまり“無意識の偏見”が女性のキャリアアップの障壁になっている。それを打破するには、管理職層の意識改革も非常に重要」と、柄澤さん。最後は、「ロールモデルとなる多様なリーダーが育ち、広がることが女性活躍につながる。ぜひ皆さんに先導役になってほしい」と結び、舞台を後にしました。