女性登用は「やめられない、とまらない」
日本企業を、日本経済を発展させるには、女性役員を増やすべきです。
09年に私がカルビーに入社した当時は、女性の取締役はおろか、執行役員すらいなかった。お客様には女性が多いのに、こんな状態でこの会社はやっていけるのかと思った。現在は取締役の7人のうち2人が、16人いる執行役員の6人が女性ですが、まだ足りない。早く女性役員の割合を50%にしたい。
組織のトップを務めるのに、男性も女性も関係ない。大切なのは能力です。私は今も、「我が社は女性が優秀なのだから、一刻も早く女性の登用を進めなさい」と言い続けています。前例のない取り組みは、何かしら問題が生じるかもしれない。しかしそれはやってみないと分からないし、問題は解消すればいいだけの話です。
「掘りだそう、多様性。育てよう、私とカルビー。互いの価値観を認め合い、最大限に活かし合う。多様性こそカルビー成長のチカラ。“ライフ”も“ワーク”もやめられない、とまらない」 これが当社のダイバーシティの方針です。世界の市場で戦い、生き残るにはダイバーシティへの取り組みが必要不可欠。だから当社のダイバーシティはこれからも、「やめられない、とまらない」のです。 (談)
※コラム内の女性取締役・役員の数は講演時のもの
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