最多は「英語」。ARIA世代の現役大学生も

 続いて、具体的にどのような学びをしているのか、自由回答で募ったところ、語学やコーチング、マネジメント、コーヒー鑑定、越前和紙のお花作りなど実に幅広い回答が寄せられました。このうち、最も多かったのが「英語」。約1割の来場者が、勉強中または身に付けたいと答えました。

 また「簿記2級取得に向けて勉強中です」「法学部の学部生として入学し、仕事をしながら法律を体系的に学んでいます」など、現在、学びの真っ只中にいる人も。「子どもがいるので幼児心理学、仕事の人事に役立つので行動心理学」と、学びを実益に直結させる意見もありました。

 ただし、大人の学びには、いろいろな障壁もあります。「学びの悩みは?」という問いに対して圧倒的に多かった答えが、「忙しくて学びの時間が取れない」。約半数が回答しました。働く女性にとっては、頭の痛い問題でしょう。次いで学びに必要な費用の負担、そして記憶力の衰えを挙げる声も多く見られました。