WOMAN EXPO 2019の日経ARIAプレゼンツトークショーに登壇した弁護士の菊間千乃さん。フジテレビのアナウンサー時代は、明るく親しみのあるキャラクターで人気を博した。13年間勤めた後、一念発起して法学を学び直し、現在は法曹界で活躍。ワインスクールで教鞭をとり、ゴルフ雑誌で連載、趣味はフルマラソンと驚くほどアクティブ。このトークショーでは、人生100年時代、40代半ばに差し掛かったARIA世代の菊間さんが人生の後半50年をどう過ごしていくかを語った。

前編
菊間千乃 幸せとは「持っているアイテムの数」ではない

 人生を構成する要素を、大きく「働く」「学ぶ」「遊び」に分けたとき、「働く」の極意とは何でしょう?

 私は、何をやるかより、誰とやるかを重要視して生きてきました。30代までは人脈を広げることが楽しかったのですが、40代になると変わりました。自分に害を及ぼしそうな人には近づかない(笑)。信頼できる人、大切な人と気持ちよく仕事できることが何より大事です。弁護士もチームワークが大事な仕事なので、信頼できる人たちと一緒であれば、クライアントのために、チームのために、って頑張れるんですよね。

弁護士はチームワークが大切。菊間さんは、働くうえで、何をやるかより、誰とやるかかが重要と言う
弁護士はチームワークが大切。菊間さんは、働くうえで、何をやるかより、誰とやるかかが重要と言う

 働くうえで心がけていることは、言い訳をしないこと。「でも」「本当は…」と言って、逃げ道を作らない。失敗した自分を真正面から受け止める。失敗は誰にでもあるものですし、そこから学んで成長すればいいんです。たくさんの失敗を経験すると、人の失敗にも寛容になれます。お互いさまって。決してなあなあの関係を築くということではありません。人は許し合い、支え合って生きているということを、そういうときに感じるんです。だからくじけずに、もう一回頑張ろうって思えて今があると思います。