ワーキングウーマンのためのイベント「WOMAN EXPO TOKYO 2018」が2018年12月に東京ミッドタウンで行われました。オープニングを飾ったのが「あたらしい私、挑戦しつづける私」と題した柴咲コウさんのトークショー。大河ドラマの主演という大役を務めながら、16年11月に起業。撮影が休みの週末を使って起業の準備を進めたという柴咲さんが、仕事との向き合い方を語りました。ARIA世代にも、参考になる話が満載です。

―― 2017年には大河ドラマ『おんな城主 直虎』で主演を務めるなど、ドラマや映画のヒット作に多数出演。音楽活動も行うなど多方面の活躍ぶりを見せる柴咲コウさんは、16年秋に自身が代表を務め、「アパレル事業」「食品事業」「エンターテインメント事業」の3部門からなる会社「レトロワグラース」を設立したことでも話題となりました。第一線で芸能活動を行ってきた柴咲さんが起業を決意したきっかけとは、何だったのでしょう。

柴咲コウさん(以下、敬称略) 16歳でデビューし、芸能界で20年間経験したことや出会いをもとに、新たなフェーズに到達したいと思いました。これまで、私個人の心と体を使ってお芝居や歌などの活動をしつつも、ものづくりをしたいということは昔から思っていて。でも、その手段が分からないままでした。思いが募った結果、2016年、36歳での会社設立という形になりました。

「マルチタスク派」を自認する柴咲さん。大河ドラマの撮影で忙しくとも、週末はCEOとしての仕事をしていたというから驚きです

朝一番の仕事は「わくわく」から取り掛かる

―― トークショーに登壇したこの日も、ドラマ撮影の真っ最中。柴咲さんは、自身の働き方を「Aパターン」と「Bパターン」に分けています。例えば、撮影日はBパターン。会社には行けないけれど撮影現場から定期的にメールでやり取り。Aパターンの日には朝から出社し、会議や打ち合わせを行います。いくら時間があっても足りないのでは、と思ってしまう多忙ぶりですが、柴咲さんはどのように時間、タスク管理をしているのでしょうか。