「独身時代はバリバリ働いていた」「仕事にやりがいを持って働くことにあこがれがあった」――でも、家庭の事情などで仕事の現場から離れ専業主婦になった人もたくさんいる。40代を迎え、「もう一度働きたい」と一歩踏み出した、元専業主婦たちのストーリー。ブランクがあるからこそ気付けたもの、この年代だからこその強み、ステージが変わることへの葛藤や不安……リアルな声をお届けする。
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国連機関でキャリア形成、30代半ばで予期せぬ長期中断
仕事
2022.03.28 国連機関などで一貫して途上国支援に従事し、現在は笹川平和財団ジェンダーイノベーション事業グループでグループ長として働く松野文香(あやか)さん。その経歴からは、世界を舞台に順調にキャリアを重ね…
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厚かった再就職の壁 それでも行動し続けて道が開けた
仕事
2022.03.28 国際労働機関(ILO)のタイ・バンコクにあるオフィスで働き、プライベートでは米国人と結婚。2人の子どもを出産して公私ともに充実した日々を送っていた松野文香さんは30代半ば、夫の仕事の都合でド…
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本は後世に継ぐべき宝 国が修復しないならこの手で守る
仕事
2020.06.19 20代後半で製本に出合い、当時の日本ではほとんど取り組む人がいなかった西洋古書の修復に興味を抱くようになった板倉正子さん(72歳)。修復技術を学べる学校を自力で探し、42歳のとき、学校のある…
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本物を学ぶ 42歳、単身飛び込んだスイス古書修復学校
仕事
2020.06.18 西洋古書の修復を手がける一方、後進を育成するため、製本修復の技術を教える板倉正子さん(72歳)。専業主婦だった20代後半に製本の楽しさを知り、やがて西洋古書の修復に魅力を感じた板倉さんは、修…
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着付師としての「手」は一生かけて進化していく
仕事
2020.04.02 夫の会社が倒産した直後、46歳のときに起業した、村上裕子さん(56歳)。専業主婦時代から学び続けてきた「着物」をビジネスにすべく会社「万(よろず)インターナショナル」を立ち上げた。家に帰る余…
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夫の会社が倒産、背中を押されて始めた着物事業
仕事
2020.03.27 村上裕子さん(56歳)は26歳で結婚。専業主婦として14年間、男の子二人の子育てに奔走しながらも、何不自由なく過ごしてきた。長男の中学入学を機に40歳で着物教室の門をたたき、奥深い着物の世界…
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専業主婦の経験に無駄なし 目指すは「相撲部屋の女将」
仕事
2020.03.13 「子どもの反抗期が来たら、もう一度働こうと決めていました」という宮内明子さん(45歳)。専業主婦の間も英語力の維持や体力づくりを怠らず、8年のブランクを乗り越えて再就職を果たした。「優秀なス…
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「子の中学入学で働き直す」英語力、体力、断捨離で準備
仕事
2020.03.12 「子どもが小さいうちは子育てに専念する。その代わり中学生になったら働こうと決めていた」という宮内明子さん(45歳)。大学卒業後に入社した会社を、結婚を機に退職。専業主婦の期間を経て8年ぶりに…
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専業主婦時代のPTA活動が育てた、一番大事なスキル
仕事
2020.03.04 専業主婦として30年以上家庭を切り盛りした後、長女と共に起業に踏み出した仲本律枝さん(62歳)。仕事で発揮するコミュニケーション力、調整力、そして度胸を培った大きな経験は、頼まれて参加したP…
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専業主婦歴33年で長女と起業 ゼロからの営業が花開く
仕事
2020.02.28 子育てが終了してから飛び込んだビジネスの世界。行動力と責任感で開拓