40代女子が集まると、モザイクなしの赤裸々トークが繰り広げられる。その日は、夜の新宿2丁目。企業でバリッバリの管理職をしている人もいれば、起業して各地で講演している人もいる。そんな、いいオトナたちがグラス片手に激論を交わした議題は…「毛」だ。決してふざけてはいない。みな、大真面目。残すか、なくすか。後半人生の「毛」もまた、ARIA世代の劇薬の一つなのである。

夜の新宿2丁目で40代女子の脱毛談義

 それは初夏のせいなのか、それとも新宿2丁目の妖しい熱気のせいなのか。ほの暖かく湿った空気が沈殿する夜のオイスターバーに響く声で「ちょっとぉ! 日経ARIAのノースリーブ記事、読んだわよぉ、面白かったわ!」と、片手をブンブン振りながら入ってきた40代女子Aは、彼女自身もノースリーブ姿だった。

■「カッコいいARIA美人は、なぜノースリーブを着るのか」

 「ノースリ記事、反響が大きくてありがたい限りです。女性のノースリ姿の萌えポイントは二の腕じゃないんだ、肩なんだ、っていう肩派の男性たちの熱い主張にも発見がありましたねぇ」と答える私。「反響の後半は『できる女のノースリ姿になるには、みんなワキのムダ毛はどうしてるの?』って話になっていましたけどね(笑)」

 「今はそんなの、永久脱毛でしょ。私はもう5年前に医療レーザーで全身『済み』よ」と、Aはワキの下をぐいっと上げる。お、おう……。なかなか他人のワキの下を間近で見ることは少ないもので、キョドる私。だが確かにツルツル、白くてきれいなワキだ。

彼女はとても白くてきれいなワキでした… 写真はイメージ(C)PIXTA

 すると私の横の同じく40代女子Bが、「私も10年前にワキとひざ下は終わってます」と、据わりかけた目で言った。