自信がないから隠すという選択肢はオンナの成熟とは逆ベクトル

 欧米では、夜の会食やパーティーではイブニングのドレスコードで皆着飾るけれど、イブニングとはすなわち肩を出すということである。肩丸出しはさすがに勇気がないわ~と思いがちだが、欧米のマダムたちはムッチリ肉付きの良さとか枯れを感じさせる肌とか、そういうのガン無視でバンバン肌を出してくる。「これがアタクシよ。何か文句ある?」ってなもんである。自信があるというそのこと自体が、女を美しく見せる好例だと思う。自信がないから隠すという選択肢は、オンナの成熟とは逆ベクトルなのだ。

 そんなわけなので、カッコいいARIA世代にはぜひこの春夏、潔く美しいノースリ姿に挑戦してほしいのだ。

 オトナの女じゃないと出せない、余裕ある色気。ムダ毛や肌や肉の手入れが必要とされ、オトナの美意識が問われるけれど、しのごの言わずにまず着てみる。意外と似合ったら「アラいけるじゃない」と悦に入るもよし、自分なりに課題が見つかればその克服にこの春を使い、夏には自信に満ちたノースリ姿を世間に見せつけるもよし。そしてそのまま季節を超えて、秋冬にはこれまた格別なノースリを着て、職場のレッドカーペットをさっそうと歩いてほしい。

 まあこんなことを言い放ってしまった責任もあるので、私もジャージを脱いで二の腕を鍛えにジムに行ってくるかな……。そして細マッチョのイケメンインストラクターの上腕二頭筋を、今日もうっとりと眺めるのだ。

というわけで着てみました、私も。「いや、全くノースリじゃないじゃん!」というツッコミもあろうかと思いますが、まず4月はフレンチスリーブから。夏に向けてじわじわと袖を短くし、こちらの二の腕を出していく所存でございます」
というわけで着てみました、私も。「いや、全くノースリじゃないじゃん!」というツッコミもあろうかと思いますが、まず4月はフレンチスリーブから。夏に向けてじわじわと袖を短くし、こちらの二の腕を出していく所存でございます」

文/河崎 環