ノースリはモテる。それはジャージが仕事着の私でも分かる。

 なんというか、そう、潔くてシンプルでクリーンで、その人の醸し出す雰囲気が都会的に感じられるのも、もしや私たち日本人の脳裏に「ティファニーで朝食を」のオードリー・ヘップバーンの黒ノースリーブ姿(あれはドレスだけど)が刷り込まれているからじゃないか。

 ただ、ノースリが着る人の美人度を上げるのか、ノースリがそもそも着る人を選ぶので美人しか着られないのか、そのあたりは「鶏と卵」論争になりそうだ。それでも一つ確信をもって断言できるのは、「ノースリが似合っているのは美人」という原則である。

二の腕に表れる成熟のフェティシズム

 私は細マッチョイケメンのきれいに切れあがった二の腕の筋肉をうっとりじっとりと眺めるのが趣味であるから、世の男性が女性の二の腕に「感じる」のもどこか理解できてしまう。なんというかこう、二の腕の質感とか量感とかが、たまらぬ色気を醸し出すのだ。ホラ、二の腕ってたどっていくと脇の下に到達するでしょう。その弱点の手前で、普段見せなくともいい部分があらわに見えているのって、イイよねぇ……。

 私が細マッチョイケメンの三角筋や上腕二頭筋の輪郭にギュンギュン(キュンキュンどころじゃない)くるのと同じように、世の男性は女性の引き締まった二の腕にうっすらと、しかし十分についた脂肪の柔らかさにグッとくるんじゃないかと想像する。どうだ、さすが同じ穴のムジナだけあるだろう(笑)。

 で、都会的な女たちはそんなフェティシズムをさらりとまとってしまい、さっそうと歩いてしまうのだ。モテないはずがあるだろうか?