伝統的な日本企業から外資系、そして小さな組織へ。全く異なる活躍のステージと組織を経験してきた篠田真貴子さんだからこそ見える「ずっと成長できる女性の条件」とは? 最終回の今回も、20代から50代までどの世代にも勇気をくれる、カラッと晴れやかなアドバイスです。

―― 伝統的な日本企業から、外資系、そしてベンチャー経営へ。様々な組織を経験してきた篠田さんが考える「女性が心地よく成長できる環境条件」とは何でしょうか?

篠田真貴子さん(以下、敬称略) それは明確で、「女性だから」という区別がない環境ほど成長できると思います。「女=弱いほう、できないほう」というバイアスがある限り、成長のチャンスは回ってこなくなるし、成果を出したとしても割り引いて見られますよね。

 そういうバイアスのある環境でも成果を出して出世することは素晴らしいことだけれど、若い人から見た時にその環境に適応するためのサバイバル術が「こういうふうに受け流せばいいんだな」とか「こうやって切り抜ければ認められるんだ」といった「成功例」として参考にされることで、マイナス循環が繰り返される可能性がある。

 私の場合は、30代から外資系のカルチャーで働き、その後も日本の企業だけど風通しのいい小さめの組織で働けたので、環境には恵まれたと思います。

―― では、環境に関係なく、一人の個人として成長できる女性はどんな人だと思いますか?

「チャンスを引き寄せる女性には共通点があります」