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人生を一緒に歩むパートナーが欲しい

婚活に挫折して気づく「欲しかったのは真面目なセフレ」

コロナ禍で見えたこれからの関係。アラフィフの私が本当に必要としていたのは…


誰か新しい人と出会って、結婚したいわけじゃない。でも、これまで頑張ってきた分、ふと思うのです。これからの人生を一緒に歩むパートナーが欲しいって。

 「女の恋愛市場価値は、50歳になるとガクンと下がるよ」

 3歳上の女友達からそう聞いたのは去年の春。私はまだ48歳だった。彼女はバツイチで、子どもが成人したのをきっかけに絶賛婚活中だ。が、知人からの紹介は少なく、「恋活・婚活サイトにも登録したけど、いいなと思う人のほとんどは、50歳以下の女性を希望していてガッカリした」とこぼしていた。 

 そうか、女は50歳になると恋愛対象として見られなくなるのかぁ。

 女友達の言葉が心に刺さったことに、自分でもちょっと驚いた。もともと結婚願望が希薄で、2年前と3年前に付き合った男性(2歳下の商社マンと1歳上の外資系企業勤務社員)に連続してフラれたから、恋愛はお休みにしたい……ハズだったからだ。それなのに動揺したのは、自分に焦りがある証拠だと自覚した。

美奈(49歳・未婚・フリー翻訳者)

 夏に49歳になると、焦りの輪郭はくっきりと表れ始めた。苦し紛れに「大丈夫、まだ閉経してないから女としての賞味期限は切れてないって!」とか「ほら、なぜか今まで相手に困ることはなかったじゃん!」と思ったが、すぐにアホらしくなったのは言うまでもなく……。

 はい、とっとと相手を探します! 

 人生で初めてマッチングアプリに登録した。去年の9月のことで、女友達が登録していたのと同じPというサイトを選んだ。アプリをスマホにダウンロードするだけの手軽さで、女性は基本的に無料だった。

 「登録直後の新顔にはアプローチが集中して、『いいね』がたくさんつく “いいねラッシュ”があるからね」

 女友達に聞いた通り、登録直後は本当に“いいねラッシュ”があり、登録から2、3日で100を超えた。まったく自慢にはならないが、私は十人並みの和顔で、体形も平均的な部類。唯一の自慢は少し若く見られることぐらい、という程度なのに、20歳から75歳までの男性たちから「いいね」がついたのだ。

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