時はバブル末期。「カーンチ!」と呼びかける声に笑い、留守番電話ですれ違う二人にヤキモキし、「バイバイ、カンチ」の“ルージュの伝言”に大号泣…。『東京ラブストーリー』はじめ、恋愛漫画の名手・柴門ふみさんの作品に夢中になったARIA世代。そう、ARIA世代は「柴門世代」と言っても過言ではないほど。あれからおよそ30年が過ぎた今、週刊誌『女性セブン』(小学館)に柴門さんが連載中の『恋する母たち』も大きな話題を呼んでいます。柴門さんが、40代の女性たちの恋を描こうと思った理由とは?