家族や友人、健康、若さ、夢や希望、そして自分の命――人は生きている中でさまざまなものを失います。できれば避けて通りたいことですが、生きている限り、人は多くの「喪失」を体験します。大切な「何か」を失ったとき、悲しみにどう向き合って生きればいいのか。死生学を研究する関西学院大学の坂口幸弘教授とともに「喪失」について考えていきます。