「不惑」といわれる40歳を過ぎても、人生は迷うこと、悩むことばかり。楽になったこともあるかと思えば、新たな問題も出てきたりして…。そんなARIA世代の「もやもや」について、精神科医である水島広子さんに相談します。

Q 心身とも輝いていた20代、バブル期を過ごしました。今、バブル期はどちらかといったら馬鹿にされ、笑われる対象です。いつしか自分の服装、食べ物の好み、異性の好みなど、すべて「バブルっぽい」と見られているのではないか、思われているのではないか、と考えるようになり、自分の好きなものに素直に好きと言えません。自分の感覚に自信がありません。どうすればいいでしょうか。(55歳・働く独身女性)