10代からいろいろな壁にぶつかりながらも、ときには方向転換をし、常に決断を重ね、突破口を探し続けてきたブラウンシュガー1STの荻野みどり社長。起業に至るまでの経緯、新しいビジネスへの挑戦、離婚とその後の家族関係など、数々の逆境を乗り越えながらも人生を楽しむ「レジリエンス(跳ね返す力)」な人生を語ります。

結婚継続より、娘を中心にみんなが尊敬し合うことを優先

 私は福岡出身で、亭主関白な父と専業主婦の母の家庭で育ちました。そのため、離婚するという話も簡単に「はい、そうですか」とはならないワケで……。夫婦はもちろん、お互いの両親を含めてみんなで何回も話し合いを重ねながら、何が一番大事なのか、それは娘ではないか、ということを擦り合わせていきました。その結果、娘がさみしくないようにすること、娘のことを大切に思う大人がみんな尊敬し合って仲良くいることが、私たちの共通の幸せであり、一番大切なことだと確認し合いました。

 離婚して3年たった今でも、娘の誕生日やクリスマスには、娘が望めば親子3人で旅行に行くこともあるし、睡眠不足のときは、娘を連れて昼寝をしにパパの家へ行って、遊んでいてもらうこともあります。私たちがお互い彼氏・彼女ができたら距離感が変わることも予測しているので、あくまでも今のところは……ですが。出産してすぐの頃は、子どもが小学1年生なのに、私だけ一人旅に出かけることができるとは思っていませんでした。でも今はパパに娘を任せて海外へ旅に出ることもできちゃう(笑)。義理の両親も娘にとっては「おじいちゃん、おばあちゃん」だし、私は大切な孫の母親なので、いい関係が続いています。

「娘がさみしくないようにすること、娘のことを大切に思う大人がみんな尊敬し合って仲良くいることが、私たちの共通の幸せであり、一番大切なことだということを確認し合いました」