爽やかな青春小説から深い官能を描いた作品まで、数多くの恋愛を描いてきた直木賞作家・村山由佳さん。中でも、転機作として賛否両論を巻き起こした『ダブル・ファンタジー』と、去年刊行された続編の『ミルク・アンド・ハニー』では、主人公の脚本家・奈津が心の向くままに男性と肌を重ねていく。 リアルで刺激的な性描写や人物設定に、どこまでが実話でどこからがフィクションなのかとつい勘ぐってしまうが、「自分で経験したことのない感情は書けない」と村山さんは話す。
この記事を読んだあなたにおすすめ
あなたにおすすめ
特集・連載
-
阿川佐和子 60点で行こう。
- 1回/全1回
- 人間関係
- 2024.03.18
-
おとな女性を生きづらくさせる 発達障害とどう付き合う?
有名無名を問わず、ADHD(注意欠如・多動症)やLD(学習障害)などの発達障害をバネにして活躍している人はたくさんいます。彼らのインパクトは強く、発達障害は自分の個性や強みに変えうる障害、というポジティブなイメージを発します。その一方で、うつ病やHSP(Highly Sensitive Person=とても敏感な人)などと並んで、生きづらさの原因として認知されているのも事実です。特に女性の場合は女性ホルモンの関係で症状が目立ちにくく、治療につながらないまま大人になって、社会の無理解に苦しみやすいといわれます。厚生労働省の「2016年生活のしづらさなどに関する調査」によると、発達障害と診断された男女の割合(不詳1.2%を除く)は、男性が68.8%、女性が29.9%。男性のほうが2倍以上と多い結果ですが、早稲田メンタルクリニックの益田裕介院長は、「実際には女性も同等数いると思われます」と言います。全3回で詳しく解説します。
- 3回/全3回
- 人間関係
- 2024.03.05
-
イベント一覧
- 人間関係
- 2024.02.28
-
ゆるい職場時代の人材育成
働き方改革が進んで残業は少なくなり、パワハラ上司も減っているのに、若手の離職率は下がらない。厚生労働省の調査によると、大卒社員の3年離職率は32.3%(2020年卒)、従業員1000人以上の大企業でも26.1%に上っている。居心地はいいのに辞めていく、その理由について、「きつくて辞める若手だけではなく、ゆるくて辞める若手がいる」と指摘するリクルートワークス研究所の古屋星斗さん。今、多くの職場が「ゆるい職場」になっているという。若手社員が離職する本当の理由と、“ゆるい職場”時代の育成課題について、全3回で聞いた。
- 2回/全3回
- 人間関係
- 2024.02.27