「新卒の就職先も、周りの多くはお給料や待遇や先々の保障を考えて就職していたのに、私の場合は面白そうだと思って飛び込んでみたら、そこが今でいうブラック企業で。そこを辞めて、今度はお給料が良いからという理由で塾の講師をしてみたり、本当にいろんなことをしてきました。今となっては、行動を起こす前にもう少し考えればよかったんじゃないかなと思うこともありますけどね(笑)」

 「恋愛でもそう。2人の男性と結婚して別れているわけですが、過去からちゃんと学んで、自分の行動ももっと吟味すれば別の可能性があったんじゃないか、周りも巻き込まなくて済んだんじゃないかなとは思うんです。けれど、好きになったらまず飛び込んでみようという性格なんですよね。傷付けなくてもいい人を傷付けているわけだから、自戒の念もありますが、50にもなったら性格もあまり変えられないから、仕方ないかな」

村山さんは28歳で作家デビューするまでに、10個以上の職を転々とした (C)PIXTA
村山さんは28歳で作家デビューするまでに、10個以上の職を転々とした (C)PIXTA

若い頃よりも今が一番楽しくて、一番ラク

 「20代、30代と今を比べて、どちらが楽しいですか?」と問うと、「断然、今ですね」と村山さんは即答。「今は毎日が楽しいし、ラク。楽しいとラクは同じ字だけど、すごくラクになりましたね」