iPhoneを買った状態のまま使っている? より使いやすくするために、環境設定を自分の使い方に合わせて変更してみよう。今回は、目の負担を減らす画面モードや画面の明るさ、文字の大きさなどのカスタマイズ方法を紹介する。

目の負担をなるべく減らす

 黒などの暗い色を背景にした「ダークモード」と呼ばれる外観を選択できるアプリはこれまでも存在していたが、iOS 13ではシステムレベルでダークモードをサポートした。

 これまでの外観はダークモードと区別するために「ライトモード」という名前が付いた。ダークモードは暗い場所で画面が見やすいだけでなく、「iPhone 11 Pro」「iPhone 11 Pro Max」などの有機ELディスプレイを搭載したモデルに設定すると消費電力を抑える効果も期待できる。

 外観モードの切り替えは「設定」→「画面表示と明るさ」とタップして表示された画面で行う。ここで「自動」をオンにすると、ライトモードとダークモードを時刻で自動的に切り替えられる。就寝時刻の1時間前などにダークモードに切り替わるようにしておくと、決まった時刻に眠る際の助けにもなるだろう。

画面の「外観モード」を切り替える
画面の「外観モード」を切り替える
「画面表示と明るさ」で「外観モード」を「ライト」または「ダーク」に設定。時刻や太陽の動きに合わせて自動的に変更することもできる

 「オプション」を「日の入から日の出まで」に設定すると、現在地の日の入りと日の出時刻に連動した切り替えができる。「日の入から日の出まで」が表示されない場合は、「設定」→「プライバシー」→「位置情報サービス」とタップした画面で「位置情報サービス」がオンになっており、同じ画面の最下部にある「システムサービス」をタップして表示された画面で「時間帯の設定」がオンになっていることを確認しよう。

 他社製アプリでは、これまでのようにライトモードとダークモードをアプリ単体で設定するほかに、システムと連動できる場合もある。アプリ側の設定を確認してみるとよいだろう。