スマホは、パソコンと連携することでもっと便利になるんです。今回は、連絡ツールとして定着したメッセージアプリの「LINE」をパソコンから操る連携ワザを紹介します。SNSの「Facebook」のメッセンジャー機能も紹介。
連絡ツールとして定着したスマートフォン(以下、スマホ)のメッセージアプリ。特に、「LINE」は今や老若男女が利用している定番アプリだ。このほか、大手SNSの「Facebook」を利用して連絡を取っている人もいるだろう。これらのツールをパソコンで使うワザを紹介する。パソコンならキーボード入力で長文のメッセージも楽に送付できるようになる。
Facebookはまだしも、LINEというとスマホ向けというイメージが強い。だが、実はパソコン用のアプリも用意されている。このアプリを普段使っているパソコンに導入すれば、LINEの使い勝手は格段に向上する。特に、スマホの文字入力が苦手という人には朗報。使い慣れたキーボードで、相手へのメッセージを入力すればよいからだ。
パソコンでLINEにログイン
では、パソコンからLINEを使えるように環境を整えていこう。通常、LINEは登録したスマホだけでしか使えない。このため、パソコンから使えるように他端末での利用を許可する必要がある。実際の手順は以下の通り。
LINEアプリのホーム画面からアカウント設定を開き、「ログイン許可」にチェックを入れる。ほかの端末からLINEが使えると、安全上の不安も出てくるだろう。ただし、この点はパスワードを使い回さないなど、管理方法を徹底していればまず大丈夫だ。
次はパソコンでの作業。最初にLINEアプリを導入する。あとはインストールしたアプリを起動し、LINEにログインするのみ。
ログイン方法は3通りある。LINEのセットアップ時に登録した電話番号とパスワードを使う方法と、アカウント設定で登録できるメールアドレスを使う方法、そしてQRコードを使う方法だ。
簡単なのは、最後のQRコード。ほかのログイン方法は、アカウントやパスワードの入力を求められるが、QRコードならそのコードをスマホで読み取るだけで済む。
「QRコードログイン」に切り替えると、QRコードがパソコンのLINEアプリ上に表示される。続いてスマホ側でLINEアプリを起動する。「QRコード」による友だち追加機能を利用してパソコン画面上のコードを読み取ると、LINEへのログインが完了する。