「合谷」の探し方

 合谷は、親指と人さし指それぞれの付け根と、それらの指の骨が交わる3点でつくられた「三角デルタ地帯」にある。目安は、机に手をおき、親指と人さし指をぴったりくっつけて、盛り上がった部分。

 三角デルタ地帯が分かったら、そこを親指で押してみよう。痛みを感じたり、コリコリしたりする部分が「合谷」。それでもよく分からない人は、人さし指の骨のキワや、親指と人さし指の骨が交わるところを押さえてみて。「痛気持ちいい」場所が見つかったら、そこがあなたの合谷だ。

■こんな悩みが解消した人も…
・肩こり
・頭痛
・歯痛
・めまい
・目の疲れ
・顎関節症
・冷え

 渡辺教授が患者に合谷の指圧を指導し、改善した症状は上の通り。凝りや痛み、めまいや視力障害の改善効果も。ただし、強い痛みを感じるときは医師に相談を。

 次回は、すきま時間や就寝前のケア方法を紹介します。
 こちらへどうぞ ⇒ 体の痛みを和らげるツボ押し すきま時間や就寝前のケア

渡辺尚彦
日本歯科大学病院 内科 臨床教授
渡辺尚彦 聖マリアンナ医科大学医学部卒業、同大学院博士課程修了。高血圧を中心とした循環器内科が専門。30年にわたり、365日24時間、自身の血圧を測る。近著『血液循環の専門医が見つけた 押すだけで体じゅうの血がめぐる長生きスイッチ』(サンマーク出版)。

取材・文/柳本 操 写真/鈴木 宏 モデル/大塚まゆり 骨イラスト/BACKBONEWORKS

日経ヘルス2017年10月号掲載記事を再構成

この記事は雑誌記事掲載時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります