副交感神経を優位にする「1:2呼吸」をまず行う

 腸の動き(ぜん動運動)と自律神経は密接に関係する。腸もみの前に深い呼吸を心がけ、副交感神経を優位にすれば、効果も上がる。

1. 鼻から4秒息を吸う
肩の力を抜き、鼻からゆっくり4秒間息を吸う。肩が上がりすぎないように注意。自然とお腹が膨らむのにまかせよう。

2. 口から8秒かけて細く長く息を吐く
口元をゆるめ、8秒間かけて口から息を吐く。吸った2倍の時間をかけてゆっくり吐くことがポイント。10回くらい繰り返すと心が落ち着いてくる。

腸の四隅を3分もみもみ!「小林式 基本の腸もみ」

 副交感神経を優位にする「1:2呼吸」を行ったら早速「小林式 基本の腸もみ」をやってみよう。

 左手で左の肋骨の下、右手で右の腰骨のあたりをギュッとつかみ、ゆっくりもみほぐす。両手とも上下を入れ替え、合計3分間行う。

 もむだけで下腹1.8cm減という読者モニター報告もある「小林式 基本の腸もみ」。ぜひやってみよう。

 次回は、より効果的な腸もみのアレンジを紹介します。
 こちらへどうぞ ⇒ 便秘のタイプ別 より効果的な「腸もみアレンジ」

小林弘幸
順天堂大学医学部 教授
小林弘幸 日本で初めて便秘外来を開設した、腸のスペシャリスト。自律神経の研究も長く、日本スポーツ協会公認スポーツドクターとしてアスリートからの信頼も厚い。近著に『ストレス万歳! 自律神経を整えてストレスを味方に変える方法』(PHP研究所)など。

取材・文/別所あやこ 写真/鈴木 宏 図版/三弓素青 モデル/大塚まゆり

日経ヘルス2017年10月号掲載記事を再構成

この記事は雑誌記事掲載時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります