この時期、くすんで肌トーンが暗くなったり、もともとのシミが濃くなるといった「夏老け」を感じる人は多いのでは。安全性の高い美白成分、ビタミンCでリセットしましょう。

 シミ・くすみが気になったら、美白成分を積極的に取り入れたいもの。「美白成分のなかでも安全性が高く、コラーゲン合成にも不可欠なビタミンCがお薦め」と話すのは、アイ・ティー・オー代表の伊東忍さん。ビタミンCの構造を一部変化させたビタミンC誘導体は、酸化しやすいビタミンCそのものより安定性が高く、肌に浸透して長くとどまるのが利点。

 「ローションパックだと、持続的に効果を発揮させることができ、美白効果が劇的に増加する」(伊東さん)という。

 ビタミンC誘導体は水溶性や油溶性など種類も豊富なので、肌質に合わせて選べる。「水にも油にも親和性の高いAPPS(パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na)は刺激が少なく、クリニックでもローションパックに取り入れている」と話すのはクリニックモリの森文子院長。

 ビタミンCは多くのローションに入っている。まずは手持ちのものを確認して、入っていたらすぐトライしてみよう。

ビタミンCのローションパックをセルフケアで。手持ちの化粧水を確認してみよう
ビタミンCのローションパックをセルフケアで。手持ちの化粧水を確認してみよう