歯ぐきの裏側をマッサージ

⇒だ液腺を刺激してだ液を出し、口臭を消す

1. 指の腹で裏側の歯ぐきをくるくるとマッサージする

 上の歯の裏側の歯ぐきも、下の歯の裏側の歯ぐきも、同様にくるくるとやさしくさすろう。

2. 最後に、奥歯の奥側もさする

 仕上げに、歯ブラシが届きにくい奥歯の奥側もマッサージ。上下行って。「口を開け閉めしながらさすると奥に指先が届く」(斎藤さん)。

■歯ぐきの健康は、歯根膜の健康
歯の根と骨の間には、歯根膜という薄く柔らかい膜がある。「歯根膜は歯ぐきに接しているため、歯ぐきマッサージは、この歯根膜の健康維持にもつながる」と斎藤さんは言う。「ごく薄いものをかんでも感知できるほど、歯根膜は繊細な感覚を伝える。味を感じたり歯の衝撃を和らげるクッションでもある。インプラント治療をすると、この歯根膜を失うので、私は薦めていない」(斎藤さん)。
斎藤正人
サイトウ歯科医院 院長
斎藤正人 歯学博士。都立日比谷高校卒業、神奈川歯科大学大学院修了。歯周組織再生医療を専門とする。近著に『やってはいけない歯の治療』(KADOKAWA)。

取材・文/柳本 操 写真/鈴木 宏 モデル/佐藤飛鳥 イラスト/三弓素青 構成/羽田 光(日経DUAL編集部)

日経ヘルス2017年10月号掲載記事を再構成

この記事は雑誌記事掲載時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります