【STEP1】足裏の反射区もみで蓄積した老廃物を排出

 老廃物の排出を促進する泌尿器系、消化器系の反射区と、顔のむくみや上半身の凝りにも関わる肩甲骨の反射区を刺激。押して痛みや硬さを感じる部分は念入りに。爪が長い人は、人さし指や中指の第2関節で刺激を。

1. 腎臓・尿管・膀胱(ぼうこう)の反射区をしごく
両手の親指を重ねて足裏の中央あたりにある腎臓を強く押し、かかと前の膀胱(ぼうこう)まで力を抜かずに一気に刺激する。

2. 胃・すい臓・十二指腸の反射区をしごく
両手の親指を重ね、土踏まずの上あたりを強く押す。小さく半円を描きながら深くえぐるように刺激する。

●泌尿器系(1)、消化器系(2)の反射区はココ

 腎臓の反射区は足裏の中央あたり、膀胱の反射区は内側のかかと上にある。腎臓と膀胱をつなぐ斜めのラインが尿管の反射区。胃は土踏まずの親指側の上部にあり、その下にすい臓、十二指腸の反射区が並ぶ。

3. 肩甲骨の反射区をしごく
足裏を手のひらで支え、足の甲を外側へ滑らせるように手の親指の腹でしごく。

●肩甲骨(3)の反射区はココ

 肩甲骨の反射区は足の甲の薬指と小指の延長線上にあり、肩甲骨と同じ三角形をしている。日中のデスクワークなどによる凝りの解消に、しごくように押すのがお薦め。