【準備】鎖骨・わき・首肩の凝りをほぐす

 最も重要なリンパ節のある鎖骨の下、腋窩(えきか)リンパ節のあるわきまわり、頸部(けいぶ)リンパ節のある首まわりなどをまずしっかりほぐしておく。時間のないときはこれだけでも流れがよくなりスッキリ。

1. 鎖骨の下をジグザグにさする
右手の人さし指の第2関節の背で、左側の鎖骨のすぐ下を内側から外側へとジグザグにさする。鎖骨の上側も同様に。反対側も行う。

2. わきの下を放射状にもむ
左わきの下に右手をはさみ、親指の腹でわきの前側を放射状に上から下へ押し流す。後ろ側は4本指の腹で同様に上から下へ流す。反対側も行う。

3. 肩甲骨を前後にぐるぐる回す
両手を両肩に添え、ひじで大きな円を描くように後ろに回す。5回行ったら、次に前回しを5回行う。肩の力を抜き、呼吸を止めずに行うとほぐれやすい。

4. 首の付け根を親指でプッシュ
ぼんのくぼ(首すじの中央の凹んだ部分)に両手の親指を当て、少し頭を後ろに倒して圧をかける。中央から外側に向かって左右3カ所指圧する。

※回数や時間は目安。気持ちよいと思う程度に調整していい。