オイルパックのスペシャルケア

 週1回、シャンプー前の乾いた髪にオイルをたっぷりなじませてパックする。「オイルの成分が髪に浸透し、まとまりやすさが持続する。天然成分100%に近いオイルなら頭皮についても負担が少ない。毛穴の皮脂汚れも浮き、その後のシャンプーですっきり落とせる」(田村さん)。

1. 髪全体にオイルを塗布する
タオルを肩にかけ、乾いた髪が全体的にしっとり湿る程度までオイルをなじませる。オイルの量は髪の長さに合わせて調節を。セミロングで5〜6滴が目安。毛先中心にたっぷりなじませるのがコツ。

2. タオルを巻いて15分以上パック
肩にかけていたタオルを頭に巻いて髪を覆い、15分以上置く。その後シャンプーを。

デイリーケアの基本は汚れを落とすこと

 シャンプーは髪よりも頭皮の汚れを除去することに重点を置く。「熱いお湯は頭皮に負担をかけるので、38℃程度のぬるめのお湯がベスト。1〜2分かけて頭皮を予洗いすることで、効率よく汚れを落とせる」(田村さん)。

38℃のお湯で1〜2分予洗いする
1〜2分かけて頭皮を予洗いする。頭皮が温まり、毛穴の汚れが落ちやすくなる。

うねるならトリートメントは毎日

 うねるならトリートメント剤は毎日使い、毛先のダメージを補修。成分が髪の1本1本に浸透するよう丁寧になじませる。頭皮には直接つけないよう注意を。「時間があるときは蒸しタオルを髪に巻いて温めると浸透力がより高まる」(田村さん)。

手ぐしでていねいになじませる
髪全体にもみこむようにつけた後、手ぐしでとかしながらまんべんなくなじませる。

トリートメント剤を手で温めて浸透力を高める
トリートメント剤を手のひらに取り、もう一方の手で包み込むようにして温めてから塗布。