前回、お風呂でヨーグルト&砂糖パックを使った基本のかかとケアを紹介しました。今回はお風呂上がりにオイルで行う保湿ケアとかかとの角質がぶ厚い人に行ってほしいスペシャルなかかとケアをお伝えしましょう。

・かかとツルピカ! ヨーグルト&砂糖パックで角質取り
・かかとをツルすべに オイルを使ったスペシャルケア←今回はココ

【基本のかかとケア2】お風呂上がりにオイルで保湿ケア

 ヨーグルト&砂糖パックをした後は、肌のバリア機能が下がっているので、保湿成分が浸透しやすい状態になっている。必ず保湿をしよう。「化粧用オイルやマッサージ用のオイル、不純物の少ない食用のエキストラバージンオリーブオイル、ココナツオイルなどがいい。オイルを塗ったら、かかとをラップで覆い、肌に浸透させます」(パーツモデルの金子エミさん)。

 この一連のケアは、足の親指の脇や足裏など、かかと以外の部分にも同様の効果がある。「硬い、カサカサと感じる部分にはかかとに限らず行ってもいい」(金子さん)。

 ただし、足に傷などがあるときは避けること。「靴ずれや、かかとが割れて痛みがあるときはやらない。もし痛みがなくても、かかとのひび割れがひどい人は、砂糖の粒子が肌に刺激になることがある。砂糖をヨーグルトに完全に溶かして使うか、砂糖と同様に保湿効果があり、殺菌作用も持っているハチミツを使うといい」(四谷三丁目皮膚科の山田美奈院長)。

 たった週1回のケアで、あっという間に自信を持ってサンダルが履ける足裏美人になれる!

用意するもの

オイル
手持ちの化粧用オイルやマッサージ用のオイル。持っていなければ、キッチンにあるエキストラバージンオリーブオイルを使う。オリーブオイルは皮膚の乾燥を防ぐビタミンEを含む。ココナツオイルなどでもいい。

ラップ
オイルをより浸透させるためにラップを用意。

1. オイルをかかとに塗る
お風呂上がりにタオルで水気を拭いたら、オイルを適量手にとり、かかとになじませる。

2. ラップで包んで3分待つ
なじませた部分をラップで覆って3分置く。ラップでオイルの浸透が促され、驚くほどツルツルのかかとになる。