【朝2分】肌しっとり&化粧ノリもアップ! 砂糖水洗顔

 砂糖水で顔を洗うだけでも、しっとり感が得られる。洗顔後、肌がつっぱらず、その後に使う化粧水の浸透も良くなる。しばらく顔につけておくのがポイントだ。

水500mlに砂糖大さじ軽く山盛り3杯(50g)の砂糖水で洗う

こすらず角質層に含ませるように洗う
洗面器などに水またはぬるま湯500mlを入れ、大さじ軽く山盛り3杯(50g)の砂糖を溶かす。砂糖は上白糖を使うこと。肌に砂糖水を浸透させるように、3〜4回顔を洗う。

洗い流す
すぐに洗い流さず、30秒ほど置いてから、流水で洗い流す。

<より効果を高めるなら>砂糖コットンパック洗顔

砂糖水を浸したコットンでパック

 水50mlに砂糖大さじ1(5g)を溶かし、コットンを浸す。

 「砂糖水洗顔」では、肌にしばらく砂糖水をのせて浸透させてから洗い流すのがコツ。砂糖水をコットンに浸して、歯みがきの間などに1〜2分パックしておけば、より浸透が高まるのでお薦め。乾燥の気になる部分だけピンポイントでケアしてもいい。

 次回は、砂糖を使った、肌の保水力を高める時短ケアをご紹介します。

幟立真理(のぼりたて まり)
アビサル・ジャパン代表取締役
幟立真理(のぼりたて まり) 米国の化粧品原料会社に在籍していたときに砂糖の保湿効果に着目。砂糖を使ったコスメの開発に着手し、2004年アビサル・ジャパンを設立。日本の砂糖スキンケアの第一人者。現在、砂糖を配合したヘルス(災害&介護)スキンケア製品の研究開発を行っている。
山口 求(やまぐち もとむ)
奈良学園大学・奈良学園大学大学院 非常勤講師
山口 求(やまぐち もとむ) 広島国際⼤学看護学部教授、藍野大学医療保健学部教授、奈良学園大学保健医療学部看護学科教授を歴任。2006年より砂糖を⽤いたスキンケアの研究を始め、⽇本⼩児看護学会で数多くの有効性を⽰すデータを発表。現在、メカニズムを研究中。

取材・文/中島夕子 写真/鈴木希代江 モデル/松嶋恵里