あなたの「顔下半分」、長くなっていませんか? 年齢を重ねて筋肉が衰えてくると、特に顔の下半分がたるんでくるのです。顔の「見た目年齢」を左右するのは「顔下半分」の長さ。顔下半分を引き上げる「えくぼゆらし+顔筋トレ」で、見た目年齢マイナス5歳を目指しましょう。今回は「えくぼゆらし」のやり方をご紹介します。

顔下半分が長く見えると、見た目年齢が上がる

 「美人顔の条件は、顔下半分(鼻の下からあご先)の長さが顔上半分(眉から鼻の下)と同じかそれ以下」と話すのは、歯科医でデンタル美顔プロデューサーの是枝伸子さん。

 年齢とともに、そして顔の筋肉を動かさないでいると、たるんで、顔下半分が長く見えてくる。すると、見た目年齢も上がってしまう。

 顔は多くの骨格筋と表情筋(※骨格筋は両端が骨についている筋肉。表情筋はそうでない筋肉)からなり、特に表情筋は薄く繊細な筋肉が多いため衰えやすい。衰えると、上にのった脂肪や皮膚を支えきれず、たるみにつながるのだ。多くの人は、それほど顔を動かしておらず、「顔の筋肉が硬くなっています」と是枝さんは指摘する。

 「硬くなった筋肉をほぐし、筋トレで鍛えれば、たるみが改善して顔の下半分が引き上げられ、顔の上下バランスが整ってきます」(是枝さん)。

是枝さん自身こんなに変わった!
是枝さん自身こんなに変わった!
(左)11年前研修医の頃 (右)自ら考案した顔の筋トレで大変身した是枝さん

 まず行いたいのが是枝さん考案の「えくぼゆらし」。「えくぼの位置は『モダイオラス』(下図参照)といって、筋肉が集まるターミナル駅のような場所。ここをゆらしてマッサージすることで、筋肉が一気にほぐれます」(是枝さん)。

「モダイオラス」は筋肉の「ターミナル駅」
「モダイオラス」は筋肉の「ターミナル駅」
えくぼの位置であるモダイオラスは、顔の筋肉のターミナル駅のような場所。口輪筋、大頬骨筋、小頬骨筋、口角挙筋、上唇挙筋など多くの筋肉が集まっている。ここをほぐすと、集まっている筋肉がまとめて一気にほぐれる。

 まずモダイオラスをほぐすだけで、筋肉が動きやすくなり、表情が豊かになって顔が引き上がる。そして、マッサージ後に、次回紹介する筋トレを行えば効果も高まり、ほうれい線も薄くなるという。

 では、「えくぼゆらし」の手順を見ていこう。

日経ヘルス2016年4月号掲載記事を再構成

この記事は雑誌記事掲載時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります