まず2分! 顔下半分が引き上がるえくぼゆらし

 筋肉のターミナル駅である「モダイオラス」をゆらしてマッサージ。顔の筋肉が一気にほぐれる。左右1分ずつ行って。

口角の横をつかんでゆらす

 口の中に親指を入れ、親指と人さし指でえくぼの位置(口角の延長とほうれい線がぶつかるところ)をつかむ。コリっと硬くなっている場所を探して。つかんだら円を描くようにゆらす(左右とも)。右側は左手で、左側は右手で行う。左右各1分ほど。お風呂の中で行うのがオススメ。ほかにも歯磨きのときなど、1日1〜2回行いたい。

口角の横をつかんでゆらす
 上下の歯が軽く付く程度に口を閉じる

慣れてきたらここもプラス
 「モダイオラス」マッサージに慣れてきたら、「咬筋」などもあわせてほぐそう。口の中に入れた親指を頬骨が当たるところ(目尻の下あたり)に置き、人さし指とで挟んで、上下に揺らす。左右30秒ずつ。

顔「下半分」が大切な理由
 「マスクをしていると美人に見えるのに、マスクを外すと美人度が下がって見えた」という経験はないだろうか。「美人顔に見えるかどうかは顔の下半分の影響が大きいから」(是枝さん)。
 顔下半分は、筋肉が衰えてたるみが生じることで、伸びて長く見える。そうなると、フェイスラインが崩れ、口角が下がり、美人顔から遠くなるだけでなく、老けて見える大きな原因になる。年齢は、顔下半分に表れるのだ。
 「顔の上半分:下半分=1:1〜0.85」が美人比。「筋肉を鍛えればバランスは必ず変わります」と是枝さんは強調する。

 次回は、えくぼゆらしと組み合わせて行いたい、「顔筋トレ」をご紹介します。

是枝伸子
アクアタウン歯科クリニック(名古屋市)副院長、デンタル美顔プロデューサー
是枝伸子 日本大学歯学部卒業。歯科医の立場から、自身のコンプレックスをきっかけに「若くきれいに見える顔」を研究し、「デンタル美顔術」を考案。歯科医として治療にあたりながら、美顔の施術も手掛け、女優やモデルへの施術も行っている。著書に『美人に見られたければ顔の「下半分」を鍛えなさい!』(講談社)。

取材・文/中野恵子(日経BPコンサルティング) 写真/鈴木希代江 イラスト/三弓素青(ほお筋肉)、𠮷岡香織(人物)

日経ヘルス2016年4月号掲載記事を再構成

この記事は雑誌記事掲載時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります