枝豆と桜海老の炊き込みキノコご飯

 たんぱく質や美肌に良いβカロテンを含む枝豆に、カルシウムやタウリンが豊富な桜海老をプラス。彩りと栄養バランス抜群。

腸に良いものをオン!

脂肪燃焼に必要なビタミンが豊富
枝豆

タンパク質が豊富で、脂肪代謝や糖代謝に必要なビタミンB群を含む。「枝豆をご飯に炊き込むとマツタケに似た香りが出る」(江口教授)。

[1膳分]256kcal・食物繊維4.1g・糖質40.6g

【材料(4膳分)】
米……1合
キノコ(エノキタケ、シメジ、エリンギ)……計180g
桜海老……8g
枝豆(ゆでむきみ)……80g
塩……小さじ1/3
酒……大さじ1
みりん……小さじ1/2

【作り方】
1. 炊飯器に、洗って水気を切った白米、水を1合の目盛りまで水を注ぎ浸水させる。
2. エノキタケは長さを半分に切ってほぐし、シメジは小房にほぐす。エリンギは縦半分に切ってから斜め薄切りにする。1に酒と塩、みりん、桜海老を加えて混ぜ、枝豆、キノコの順にのせて、普通に炊く。
3. 炊き上がったら、全体をさっくりと混ぜる。

 次回は、副菜や調味料としても使えて、おからやもち麦と相性のいいキノコご飯の素レシピを紹介します。
 こちらへどうぞ ⇒ キノコご飯の素を作りおき もち麦とおからで糖質オフ

江口文陽
東京農業大学地域環境科学部 教授
江口文陽 専門は林産化学、きのこ学、木材劣化生物学ほか。日本きのこ学会元会長。「炊飯器で長時間保温するとキノコキトサンが変性する可能性があるので、余ったら早めに冷蔵・冷凍保存するといい」。
金丸絵里加
料理研究家、管理栄養士
金丸絵里加 食を通じて健康になることをモットーに、ヘルシーな家ご飯のレシピを提案。企業や施設などにレシピ提供・栄養指導も行う。著書に『糖質オフで大満足! やせるスープ』 (エイ出版社) など。

取材・文/渡辺満樹子 写真/今清水隆宏 レシピ作成・料理/金丸絵里加 構成/羽田 光(日経DUAL編集部)